食事会49「実験」
とはいえ、これ以上に正確な注文をどうするか?
毒が混入される可能性がある以上は、
見知った物を注文するのが妥当だろう。
もしくは缶詰やパックのような、
毒の混入がされづらい物にするか。
このどちらかになる思われるが、
さて、どちらを選ぶべきだろう。
前者に関しては、
蕎麦やモスバーガー等になるだろう。
後者に関しては、
缶詰やカロリーメイト、ウィダーインゼリーになるだろう。
だが、缶詰に対しての知識は殆どない。
結果として、カロリーメイトかウィダーインゼリーの二択になる。
カロリーメイトとウィダーインゼリーでは、
前者の方が梱包が頑丈な為、
毒の混入は難しいだろう。
今回はカロリーメイトを注文する事にした。
時間は夕食の配膳の後19時に配膳する事にした。
これであれば夕食の時間に配膳される物が、
即ち毒であると判別出来るし、
夕食の時間に毒の混入を狙ってくるのを回避出来るからだ。
賭ける金額は1万円にする事にした。
現在の金額が2093万円だが、
カロリーメイトはメジャーな食事だから、
マイナスになる可能性が高い。
出来るだけダメージを減らす為に、
少額で賭ける事にした。
結果として、
カロリーメイト2箱
飲み物としてカフェオレを注文し、
賭ける金額は、カロリーメイト各1万円。
カフェオレは10万円賭ける事にした。
あとはこの実験が上手く成功するのを祈るだけだ。