[前日] 3月31日 曇り、自分の心を表しているような天候だ。 バイトのシフトが休みの為、 事実上昨日で解雇となった。 今更ながら、 あんな妙な手紙を信じて良かったのかと後悔しているが、 バイトを辞めてしまった以上は仕方が無い。 そんな憂鬱とした気分で…
序章 [手紙] 一月前 3月1日。晴れ。夕方。 アパートに帰宅すると、 ドアの間に一枚の封筒が挟まっていた。 ポストに入ってなかったのが不思議だったが、 ラブレターかもしれないと期待しつつ部屋に入った。 中身は期待していた物とは違った。 高橋 叶音様 こ…
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