食事会57「交換」
1番が部屋を出てから気になったことがあったので、
カカリに質問をした。
「カカリ、1番の死亡宣告をしなかったのは何故?」
しばらく待ったが返答は無かった。
ルールではないから答えられないのか、
質問が複雑だから返答がないのかはわからなかったので、
質問を変えてみることにした。
「カカリ、1番の症状は何?」
またしばらく待ってみたが返答は無かった。
ルール以外は返答しないという事だろうか?
他にも質問を考えてみたが、いい質問が思いつかなかった。
そうこうしている間に、5番と7番が食堂に入ってきた。
挨拶を交わして席に着くと時間になったらしく、
それぞれの席に配膳されてきた。
自分の席には、ドリアらしきものとオレンジ系の炭酸飲料
5番の席には、煮物と焼き魚とごはんと味噌汁
7番の席には、カロリーメイト2本とカフェオレ
それぞれが注文した物が席についているか確認しあい、
注文した人間の所に料理を渡す。
自分の席にはカロリーメイトとカフェオレが来る。
毒の混入はなさそうだった。
他者への注文は問題なさそうだった。
食事しながら5番、7番と会話する
「他者への注文は問題なさそうだね。」
「そうですね。
次は複数人への注文ですね。」
「それについては私がやりたいと思う。
アレルギー持ちなので食材は選びたい。」
5番が率先して注文すると発言した。
「異存はないよ。高橋君は依存あるかい?」
「異存はないんですが、意見があります。
飲み物の注文にすれば複数注文されても困らないと思うんですが、
どうでしょうか?」
「そうね。それなら問題なさそうね。
じゃぁ時間は夕飯の時間の後の20:00に注文する事にするわ。
それでいいかしら?」
「えぇかまいませんよ。」
「僕もそれでいいよ。」
同盟の人達が気になったので、
食事が終わった後遊技場に行ってみる事にした。