食事会64「二日酔い」
私室に戻り昼食の注文をする。
痛む頭を押さえながら考える。
確か二日酔いにはシジミの味噌汁が良かったと思った。
後は食欲がないから梅干しとご飯でいいや。
二日酔いの薬を注文したい所だが、
薬の名称がわからないので注文が出来ない。
あぁあとは飲んだ分と同じだけの水分補給が良かったはずだ。
ポカリスエットを1500ml注文する。
とりあえずこれだけあれば足りるだろう。
昼食の時間まで寝て過ごす事にしようとしたが、
あいにく時間がわからないので食堂で休むことにした。
食堂に戻ると同盟の人達がまだ食事をしていた。
「顔が真っ青ですが、大丈夫ですか?
8番に声をかけられる。
「昨日飲みすぎたらしく二日酔いになってしまいました。
お恥ずかしい話です。」
「二日酔いの薬とか注文できればいいんですけどね。」
「注文しようと思ったのですが、名称がわからなかったんですよ。」
「それだと注文の仕方がわからないですね。
ところで何で食堂に戻ってきたんですか?」
「部屋で休んでいようと思っていたのですが、
デジタルボードを酔って壊してしまったので時間がわからないんですよ。
仕方がないので食堂で休もうと思ってきました。」
「なるほど、それなら邪魔しないように僕たちは遊技場にいっていますね。」
「ありがとうございます。」
8番達同盟の人達が食堂から出るのを確認した途端
再び頭痛に襲われたので、仕方なく眠る事にした。